Interview
045
Linking Work & Life
2026.05.28
物流管理スタッフ
- 物流管理
- 庫内作業
- 中途入社
「当たり前に届ける」誇りを胸に
- 入社した年
- 2017年
- 休日の過ごし方
- ドライブ、ゴルフ
- 仕事終わりの楽しみ
- ネットで好きな服を買うこと

< 入社のきっかけ >
「物流とはいえ、サービス業」気づきとなった、上司の言葉
学生時代はイタリアンレストランでアルバイトをしていて、そのまま飲食業界へ。ホール担当として約10年、お客さまと向き合い続けた日々でした。そんななか、あるきっかけからワイン専門の倉庫会社に転職。物流業界に飛び込みました。
飲食と物流では畑がまったく違いますから、はじめは「自分がやっていけるのか」不安も大きかったです。ところが実際に働いてみると、飲食の経験が自然と役立つ場面がたくさんあったんです。たとえば、毎年入荷してくるワインのラベルが変わっていると「今年はラベルが変わりましたね」と声をかけたりして。お客さまもワイン好きな方が多かったですから「そうそう!」なんて会話が弾むんです。ふと緊張がほどけるといいますか、お客さまとの良い関係性づくりに一役買っていたようです。
あるとき、当時の上司にこんなことを言われました。「うちは物流とはいえ、サービス業でもあるんだよ」と。その言葉を聞いた瞬間、すとんと腑に落ちるものがあったんです。倉庫のなかで扱っているのはモノです。でも、そのモノはお客さまにとっては大切な資産。私たちはその資産をていねいに扱い、入荷・出荷の業務を担います。それはまさに、サービスそのものじゃないか、と。飲食の現場で身についたサービス精神は、物流の世界でもきっと活かせる。そう気づいてから、この仕事への自信がぐっと増しました。

< 仕事を通じた自身の成長 >
期待と不安を胸に、成長を続ける会社の一員へ
その後、SBSロジコムに入社することになるのですが、実をいうと、自分で選んだというより会社の流れに乗ったかたちでした。在籍していたワイン専門の倉庫会社がSBSグループの傘下に入ることになり、そのまま籍を移すことになったんです。
これまでは小規模なワイン専門倉庫でやってきましたから、全国に拠点を持つ大きな物流会社の一員になることには、少なからず不安もありました。ただ、当時のSBSはさまざまな倉庫会社を吸収しながら右肩上がりで成長中。前の会社の社長にも「これから伸びていく会社だから、大丈夫だよ」と背中を押してもらったこともあって、ネガティブな気持ちはほとんどなかったですね。やることの本質は変わらない、という確信もありました。
その後はいくつかの支店を経て、担当する荷主さまもワインからメガネフレーム、サプリメント、学校教材と幅が広がりました。扱う商品はどんどん変わってきましたが、根本にあるのはお客さまへのサービスだという意識は、ずっとぶれていません。異業種からスタートしたからこそ、物流という仕事の本質を見失わずにやってこられたのかもしれない—。今はそんなふうに思っています。

< 仕事のやりがい >
「無事届いてよかったです」その一言がなによりの励みに
現在の支店では、複数の荷主さまを並行して担当しています。荷主さまごとに繁忙期も波動も違いますから、頭のなかを素早く切り替えながら、現場の段取りや人員配置を考えるのは簡単なことではありません。
なかでも特に気が引き締まるのが、お客さまの荷物を別の倉庫からうちに移管(引っ越し)するケースや、年末の福袋といったシーズンものです。福袋にいたっては、年明けには絶対にお届けしていなくてはなりませんが、こちらに荷物が入ってくるのはクリスマスあたり。世間が年末ムードで浮き立っているころ、私たちはまさに時間との戦いといった雰囲気です。
そういうときに頼りになるのが、支店内のチームワーク。うちの支店は1階から6階までフロアが分かれているうえ、それぞれ担当の荷主さまも異なります。ですが、支店の方針は「属人的にならず、みんなで横断的にカバーし合う」というもの。自分の担当が落ち着いていれば他のフロアへ応援に行き、忙しいときには助けてもらう。"ギブアンドテイク"、あるいは"お互いさま"という感覚に近いかもしれません。
そんな苦労のなか、なによりの励みになるのが、お客さまからいただく「無事届いてよかったです」の一言です。はたから見れば「荷物が届くのは当然」のことだと思います。でも、その裏側にどれだけの準備と、仲間の協力と、ギリギリの調整があるのか。それをお客さまに知って欲しいわけではないですが、こういった言葉をかけていただいたときに、やはり私たちとしては大きなやりがいを感じますし、次はもっと良いサービスをご提供したいという気持ちになるんです。
< SBSロジコムの魅力 >
経験やキャリアはきっかけにすぎない。「好き」や「得意」が活かせる仕事
物流業界に入るまでは、正直、街中を走るトラックを見ても何も感じませんでした。でも今は「安全に運んでくれているんだな」と、自然に思えるようになりました。私は通販でよく服を買うのですが、品物が届いたときに配達員の方にはしっかりとお礼を伝えています。商品を買う、消費するという日常の行動の裏側で、たくさん頑張っている人がいることを知ってから、日々の生活への向き合い方が変わったのは間違いありません。
私自身、飲食から物流へという、少し変わったキャリアを歩んできました。私の支店にも、さまざまなバックグラウンドを持つ方が集まっています。社員だけでなく、パートさん、契約社員の方、外国籍のスタッフも一緒に働いていて、それぞれの経験や得意を活かしながら現場を作っている。そこが職場の、個人的に一番好きなところでもあります。
物流は、社会のライフラインを支える重要な産業です。でも、私にとってこの仕事の魅力は、そういった大きな話だけではなく、一人ひとりのごく普通の「好き」や「得意」が、ちゃんと活きる場所であることです。でも、そんな視点でこの仕事の魅力を感じられるのは、異業種からやってきた自分だからかもしれませんね。
< 入社を考えている方へのメッセージ >
車が好き、人と話すのが好き、細かい仕事が得意など、あなたの「好き」や「得意」は、必ずこの仕事で活かせます。まずは飛び込んでみてください。一緒に働ける日を楽しみにしています。
ライター:清水海斗
カメラマン:諏訪仁一
(インタビュー取材 2026年5月)
取材メモ:
いろいろな撮影のポーズの要望にも明るく対応してくれる方で、写真にもその魅力が出ていました。
フットワークが軽く、終始朗らかでムードメーカーのような存在に見えました。
