Linking Work & Life
庫内オペレーター
互いに支え合い、挑戦を応援してくれる仲間がいる。だからこそ、大きく成長できた。
- 入社した年
- 2016年
- 家族構成
- 父、母、妹
- 仕事終わりの楽しみ
- 大好きなドラマを見る

高校時代の職場見学から入社へ。人との関係性と父からのエールが支えに
私がSBSロジコムと出会ったのは、高校生の時に参加した職場見学です。他社も見学した中で、SBSロジコムでは生き生きと働く社員の姿が特に印象的でした。社会人の世界がよく分からなかった高校生の私でも「この会社ならやりがいを持って働けそう」と感じたのを覚えています。
今振り返ってみると、SBSロジコムを選んだ決め手はやはり「人との関係性」でした。チームワークを大切にし、コミュニケーションを取りながら仕事を進める社風が、私に合っていたのだと思います。
また、SBSロジコムはEC分野にも強いこと、海外にも拠点を展開していることなど、さまざまな事業を手がけていることを知り、高校生ながら「これからどんどん成長していく会社だ」と感じたことも大きなポイントでした。
入社が決まった時、父から言われました。「会社に迷惑はかけるなよ。でも、よくやったな」と。社会人としての一歩を踏み出す自分に送ってくれた、不器用な父からの心のこもったエールでした。あれからもうすぐ10年。私も少しは成長できたのかなと思います。これからも父の言葉を忘れずに、挑戦を続けていきたいです。

一日の流れの中で大切にしていること。メンバーへの気配りとコミュニケーション
出社後はメールをチェックした後、百貨店関連の商品仕分け作業に取りかかります。9時に行う朝礼では、単なる情報伝達だけでなく過去に発生した事故事例も共有。メンバーの安全意識を高め、「絶対に事故は起こさない」という強い決意で臨んでいます。特に新人メンバーには慎重に、慣れるまでは手取り足取り業務を教えています。
この「新人メンバーを大切にする」という考えは、以前支店長から教わりました。新しく入ったメンバーは「右も左もわからない」まさにそんな状態です。人が定着するには最初が肝心で、どれだけはじめにじっくり向き合うかで、その後の成長と仕事へのやりがいに大きな差が出てくるのです。
午後に行う荷主さまとの打ち合わせでは、お客さまの要望をしっかりと聞き、実現するためのあらゆる方法を考えます。非常に根気がいるタフな業務ですが「よりお客さまにとって良い」選択肢を導き出せた時には、とても大きなやりがいを感じます。
夕方以降はフォークリフトに乗ることが多いです。デスクワークと現場作業、両方に携わることを意識しているのは、より本質的な改善点が見つかるから。17時からは事務作業や傭車先への電話対応を行い、最後に一日の進捗確認と翌日の準備を済ませてから退勤です。
こうした流れはあくまで一例ですが、1日の中で特に大切にしているのは、部下やメンバーとのコミュニケーションです。「大丈夫?順調?」と、忙しい時こそちゃんとメンバーを見て、話を聴くことを心がけています。新人のころは自分の仕事をこなすのに精一杯でしたが、今では部署全体の流れを見渡し、必要なところにサポートに入るという意識を大切にしています。ただ、コミュニケーションを重視しているのは私だけではありません。SBSでは一人ひとりがそういった考えを持っていますから、チーム全体で高い生産性が生み出せているのではないでしょうか。

自然と支え合う職場。新人時代に学んだチーム力の大切さ
日々のコミュニケーションを大切にする私たちの職場ですが、そうした姿勢が最も力を発揮するのは、忙しい時かもしれません。今でも鮮明に覚えている、新人時代のエピソードがあります。
大量の荷物が残り、夜遅くまで作業していた時のことです。どの部署も残業で忙しかったのですが、場所によっては早く作業が終わるところもありました。繁忙期は連日大忙しです。誰だって早く帰りたいはずなのに、みんな嫌な顔ひとつせず「手伝い行こうか?」「次はどこ入ればいい?」と、当然のように他の業務に混ざり始めたんです。
しまいには事務所からも応援が来て、みんなで一斉に仕事を片付けました。この光景には本当におどろきましたね。というのも、それまで仕事というのは与えられるものであり、それぞれが自分の仕事をすればいいと思っていたので、そうではないんだということを身をもって学んだ経験でした。
たとえ家に帰る時間が遅くなっても、みんなで力を合わせて助け合う。そんな関係性は、先ほど話した日々のコミュニケーションがあってこそだと思います。また、そんな行動が自然と取れる人ばかりなのがこの会社の魅力であり、他社にはない強みだと思うのです。
どんな時も挑戦を応援してくれる。大きく成長できたSBSロジコムでの10年間
こうしたチームワークの良さ以外にも誇れる魅力があります。それは「挑戦」できる環境です。SBSロジコムはたとえ新しい業務や未経験の仕事であっても、本人のやる気と積極性次第でどんどん挑戦させてくれる会社です。失敗しても何度だってチャレンジできますから、怖がらずに前に進んで行けるんです。
入社以来、社会人としてのビジネスマナーだけでなく、フォークリフトの資格など様々なスキルが身につき、今ではアルバイトの採用も任されるようになりました。ちょっと前まで面接される側だった自分が面接官になったと思うと、自分の成長を実感するといいますか、なんだか感慨深いものがありますね。
私生活では一人暮らしをしているのですが、仕事終わりには好きなものを食べに行ったり、休日にはゆっくりドラマを観たり、おひとりさまを満喫しています。最近行った大阪出張では、早く仕事が終わったので本場のたこ焼きを食べました。希望休も前もって伝えれば考慮してくれるので、プライベートも充実しています。
この10年間を振り返ると、たくさんの人に支えられながら成長してきたことを実感します。成長を見守ってくれた家族、お互いに支え合う職場の仲間、そして挑戦を応援してくれる会社。すべてが私の成長を後押ししてくれました。これからも新しいことに挑戦し続け、会社と共に成長していきたいと思います。
ライター:清水海斗
カメラマン:氏家岳寛
(インタビュー取材 2025年3月)
取材メモ:
常に周囲を見て「今、自分ができること」を考え、自然に行動へ移す姿勢に自主性のある方だなと思いました。
真面目で責任感が強く、お父さんの言葉を胸に、日々しっかりと向き合っている様子がうかがえます。
オフでは明るくユーモアもあり、撮影中は場の空気を一気に笑いへ誘ってくれました。
