Interview

018

Linking Work & Life

庫内オペレーター

  • 庫内作業
  • 新卒入社

喜びも試練も、前進の力になる。

入社した年
2013年
休日の過ごし方
釣り、バイクツーリング
仕事で一番好きな瞬間
ひと段落してほっとできた時
貨物の整理をする男性庫内オペレーター

<物流に興味を持った”きっかけ”>

好きと直感に導かれ、物流の世界に飛び込みました

「これからは、物流が社会を支える時代が来る」そんな確信に近い直感が、私をこの世界へと導きました。就職活動をしていた頃、ECサイトが存在感を高めていて、全国各地へ商品が届く仕組みに興味を持ちました。「物が届く裏側で、どんなことが起きているのかを知りたい」と、心を動かされたのが、物流業界に飛び込んだきっかけですね。

物流の仕事は、小さい頃から車やバイクといった、乗り物が大好きな私にとって、自然と心惹かれるものでした。初めてフォークリフトに乗った日、ワクワクしたことを、今でもよく覚えています。
少しずつ動かせるようになると、喜びが湧き上がりましたが、それと同時に、操作には繊細さが求められるので、安全面での細心の注意を払う必要性を強く感じましたね。

現在は、物流センターの中で、主に「保管業務」を担当しています。入荷してきた商品を、適切な環境で管理し、スムーズな出荷に備えるのが主な役割です。

電話対応をしながら倉庫内を見回る男性庫内オペレーター

<日々の仕事内容とやりがい>

どれも大切な商品だから、責任感と誠意を持って扱います

私の一日は、朝8時に出勤し、パートスタッフの皆さんに渡す、ピッキングリストの作成から始まります。その後、チームリーダーとして朝礼を担当し、日中はスタッフの作業進捗を確認しながら、事務作業なども進めます。気づけばあっという間に時間が過ぎていく、充実した毎日です。

担当している保管業務には、ただ商品を預かるだけでなく、温度管理や検品といった、繊細な仕事も含まれます。特に食品の場合は、温度管理が非常に重要です。ワインやチョコレートのように、冷蔵庫でも冷凍庫でもない、絶妙な温度帯で保管しなければならない商品もあります。お預かりした商品は、どれも大切なもの。一つひとつ、責任感と誠意を持って取り扱っています。

また、百貨店にお届けする、アパレル商品の検品も、私の担当業務です。輸入品の中には、思わぬ不良品が紛れていることもあります。目視とX線による厳しいチェックを実施して、ほつれがないか、針などの危険物が残っていないかを確認します。一つひとつ丁寧に確認することで、お客様に安心を届けられる。それが私の大きなやりがいですね。

男性スタッフと荷物の確認をする男性庫内オペレーター

<仕事から学んだこと>

どんなハプニングも、みんなで知恵を出し合い乗り越えます

物流の現場では、商品の入荷が遅延するといった、ハプニングが起こることも。入荷が遅延すると、その後の保管や出荷作業だけでなく、お客様への納品スケジュールにも、大きな影響が出てしまいます。実際に「入荷予定が5日遅れる」ということが起きた時、限られた時間の中で、どうすれば遅れを最小限にできるかを考え、関係者と調整を重ねて現場を動かしました。

それでも、トラックの手配が間に合わなかったり、関係者とすぐに連絡がつかなかったり、思わぬ壁に直面することもあります。たとえ思い通りにいかない場面があっても、立ち止まることはありません。ミスや遅れが発生したときこそ、成長のチャンスだと考えています。

大切にしているのは「次はどうすればよいか」を、当事者だけでなく、チーム全体で考えることです。朝礼の場では、他拠点で起きた事例も積極的に共有し、「自分ごと」として捉えてもらうよう心がけています。物流という、ダイナミックな世界で働く私たちにとって、みんなで知恵を出し合うことは、成長を続けるために必要なのです。

< SBSロジコムの魅力>

メリハリと笑顔があふれる、それが私たちの職場です

SBSロジコムで働き続ける理由を聞かれたら、メリハリがあって明るい職場だからと答えます。入社当初、先輩たちは、さりげなく手を差し伸べ、明るく励ましながら成長を見守ってくれました。その温かさに支えられた経験が、私が後輩に向き合う力になっています。

職場の仲間たちとのつながりは、プライベートでも続きます。休日には海釣りに出かけ、笑いながら語り合う時間は、かけがえのない宝物ですね。オンとオフを上手に切り替えながら、楽しく働けるこの環境に、心から感謝しています。

この仕事に向いているのは、周囲をよく見渡し、仲間と息を合わせて行動できる人だと感じます。チーム全体を見渡しながら、次の一手を考えられる人は、SBSロジコムできっと輝けるはずです。私も、より多くのお客様のお役に立てるよう、周囲とのつながりを広げることにも、挑戦していきたいと思います。

ライター:高千穂香織
カメラマン:山辺恵美子

(インタビュー取材 2025年4月)

取材メモ:
自らポーズをどんどん提案してくださり、現場を楽しく盛り上げてくれました。
少しおどけた仕草で笑わせてくれる場面もあり、終始明るく和やかな空気に。真面目な表情と笑顔の切り替えが上手で、表情のバリエーションも豊か。
楽しみながら撮影に臨んでくださったおかげで、自然体なカットをたくさん収めることができました。

倉庫内に立つ男性庫内オペレーター