Interview
035
Linking Work & Life
2025.10.02
物流管理スタッフ
- 物流管理
- フォークリフト
- 中途入社
- 女性社員
SBSで感じた、人としての成長
- 入社した年
- 2018年
- 休日の過ごし方
- 友達と食べ歩き、お出かけ
- 最近ハマっていること
- 室内スノボ

< 入社のきっかけ >
“もっといろんなことを知りたい”と感じ、正社員に
私はもともと派遣会社から派遣されたアルバイト従業員で、ピッキングや梱包といった単純作業を担当していました。最初はそれで十分でしたが、次第に「もっと幅広い業務に携わりたい」「新しいことを覚えたい」という気持ちが芽生えてきたんです。与えられた作業をただこなすだけでなく、現場全体の流れや仕組みを学びたいと感じるようになりました。
その後SBSロジコムに籍を移し、しばらくして「社員にならないか」とお声かけいただきました。不安もありましたが、「このまま同じ仕事を繰り返すだけでなく、自分の可能性を広げていきたい」と感じたことを覚えています。自分の考えを伝えやすく、受け止めてもらえること。現場が回る仕組みさえ整えれば、お休みも取りやすく無理なく働けること。アルバイト時代から感じていた、このふたつの働きやすさにも背中を押され、一歩踏み出すことに決めました。
正社員になってからは、荷主さまとのやり取りやメンバーの教育など、より責任ある業務を任されるように。ミスして弱気になったこともありましたが、失敗からたくさんのことを学び、それが一つずつ、自信に変わっていったような気がします。

< 仕事のやりがい >
新しいことにチャレンジしたい。それが私の原動力
社員になってから何年か経ち、新しい荷主さまの担当をさせていただくことになりました。新規の立ち上げでしたから、本当に何もない状態からのスタートです。「この商品はここに置いた方が見つけやすいかも」「この動線ならもっとスムーズに作業できるよね」。そんな意見を出し合いながら、実際のレイアウトを決めていきます。私が大切にしているのは、“現場目線”であること。私自身、最前線で作業してきた経験があるからこそ、ピッキングや梱包をしてくれるメンバーの働きやすさには、特にこだわりました。
それともうひとつ、社員となった私に求められていることは「仕組みをつくる」こと。目指すのは誰が担当してもうまく回る体制です。新しいやり方を浸透させるには時間も労力もかかりますが、一度土台が固まれば、チーム全体が安定して動けるようになります。結果として、一人ひとりの働きやすさや生産性も大きく向上しますし、みんなの雰囲気も前向きになりますから。そうやって現場を整えていけば、私自身も新しいことに挑戦でき、さらにスキルアップしていけると思うんです。
こうした経験を重ねる中で、私は同じ作業を繰り返すよりも、新しいことに取り組むときに一番やりがいを感じるんだと気づきました。立ち上げや改善に関わるたびに「こんなやり方もあるんだ」と発見があり、少しずつできることが増えていく。その積み重ねが成長につながっているのを実感すると、「次はこんな業務ができるようになりたいな」と、以前より仕事を楽しんでいる自分に気がつきました。

< 印象的な出来事 >
仲間と工夫して乗り越えた、大量出荷の経験
ある荷主さまからいただいた、忘れられないご相談があります。それは、「1400件の荷物を、指定日にすべて出荷してほしい」というもの。通常、現場にいるのは10名程度ですので、到底対応できる量ではありません。どうにか日程を分けてもらえないか交渉したのですが、決算の関係でどうしてもその日に出荷して欲しいとのこと。待ったなしの状況で、これまでにないプレッシャーを感じました。
「できません」と言うのは簡単ですが、私たちがすべきなのは「どうすればできるか」を考えること。他の荷主さまを含め、通常の出荷を止めるわけにもいかない中で、仲間と何度も話し合い、可能性を模索しました。
当日は担当を超えて応援を集めただけでなく、システムの改修も加えて臨むことに。必死に準備を進める中で、「いけるかもしれない」と手応えを感じた瞬間があり、最後はご要望通り、すべての荷物を出荷できました。お客さまからは「本当に、ありがとうございました!」と大きな感謝をいただき、みんなとも「やりきったね!」と声を掛け合いました。
この経験を通して学んだのは、困難な状況でも、仲間と知恵を出し合えば突破口は必ず見つかるということ。そして何より、現場が一体となって挑戦すれば、私たちにはやり遂げる力がある。そう、実感できました。
< 仕事を通じた自身の成長 >
控えめだった私も、仲間を支え、育てる側へ
アルバイト時代の私は結構な人見知り。というか、自分以外のことは“関係ない”という感じで、周囲にあまり関心がありませんでした。でも正社員になり立場が変わったことで、自分から積極的にコミュニケーションを取らなければ、現場がうまく回らないことに気づいたんです。意識が変わったのはそれからで、気づけば笑顔でいることが増えました。昔を知る友人からも「ずいぶん変わったね」なんて言われましたし、なんだか性格まで明るくなったのかもしれません。
今一番のやりがいは、社員を目指すアルバイトメンバーを育て、独り立ちできるように支えてあげること。実際、私が仕事を教えてきた仲間が社員として新しい一歩を踏み出そうとしています。その成長した姿を見るのは本当に嬉しく、感動的な瞬間です。人を育て、送り出せるのは、自分自身も変化してきた証。今の私にとって、本当に特別なことなんです。
SBSロジコムは、現場の一人ひとりが意見を言いやすく、挑戦を後押ししてくれる会社。私自身、ここで大きく成長できたからこそ、自信を持って言えます。もし入社を検討されているのなら、絶対後悔させませんので、安心して入社してきてくださいね。
ライター:清水海斗
カメラマン:氏家岳寛
(インタビュー取材 2025年9月)
取材メモ:
頼もしさとリーダーシップを感じさせつつ、挑戦に前向きな姿が印象的。
組立や新規立ち上げのやりがいについて楽しそうに語る表情が素敵でした。
アルバイトからキャリアをスタートした経験があるからこそ、従業員の方の立場や気持ちに寄り添い、風通しのよい現場作りに繋がっているように感じられました。
