Linking Work & Life
庫内オペレーター
クレームゼロ達成は、仲間との絆の証。温かく安心して働ける場所がある幸せを伝えたい。
- 入社した年
- 2005年
- 休日の過ごし方
- 断捨離、ショッピング
- 仕事で一番好きな瞬間
- クレームゼロを達成した時

百貨店で磨いたスキルが、物流の現場でも輝きました
私がSBSロジコムで働き始めたのは、子供が小学校に入学した2005年のことです。求人広告でお中元やお歳暮のラッピングのパート募集を見つけ「前職の百貨店でラッピングを担当していたし、これならできそう」と思い応募しました。まさかこんなに長く続けることになるとは、当初は想定していなかったです。
働き始めてしばらくすると、上司から「新人さんにラッピングを教えてくれないか」と声をかけられて、自然と他のパートさんに教える役割を任されました。最初は緊張しましたが、教えることにも慣れてくると、やりがいを感じるようになりました。
皆さんが「綺麗にできた!」と喜んでくれる姿を見ると、私もとても嬉しくなります。上達して「また来たい」という声が増えるのも、達成感で胸がいっぱいになります。お中元やお歳暮のシーズンに「お久しぶりです」と再会できるのが、毎年の楽しみです。

繁忙期のクレームゼロ達成が、何より嬉しい瞬間です
繁忙期になると50人くらいのパートさんが入られて、私は皆さんの管理を任されています。繁忙期を乗り越える上で一番大事なことは「クレームゼロ」を目指すことです。お客様に迷惑をかけないために、包装紙の間違いや熨斗(のし)のミスが起きないよう、細心の注意を払います。
私は管理するだけではなく、やる気のあるパートさんにはリーダーの役割を任せて、新人さんに作業を教えてもらいます。そうすると、各自が責任を持って仕事に取り組み「次のシーズンも来たい」という声をもらえるからです。誰しも自分の役割があると感じられると、やりがいが増しますね。
繁忙期をクレームゼロで乗り切れた時の達成感は格別です。みんなで「やったね!」と喜び合えることが、何より嬉しい瞬間です。

多様な業務と人との出会いが、毎日を彩ります
朝8時には出勤し、スタッフの出勤を確認したり朝礼を行ったりします。朝礼後はそれぞれの業務を進めます。パートや派遣のスタッフを管理する中で気をつけていることは、任せっぱなしにしないことです。お昼の休憩後には作業の進捗を確認し、とくにパートさんについては出勤に関する相談もしやすい関係づくりをしています。派遣会社やお客様、上司との報告や相談をしていたら時間が経つのはあっという間で、16時に退勤します。
繁忙期以外は、シフト管理や人材募集のお手伝いも担当することが多いです。最近では、学校教材の注文発送業務にも携わっています。伝票作成から納品書の準備など、ラッピング以外のお仕事も経験できるため毎日が新鮮です。一年を通して色々な業務に携われることが、私がSBSロジコムで長く働き続けられている理由の一つだと思います。
入社前は、物流センターのお仕事といえば、一人で黙々と作業するイメージでした。実際は社員やパートさん、お客様とも直接お話する機会が多く、コミュニケーションが仕事の大部分を占めています。百貨店での経験が物流の現場でも活かされたのは、良い意味での誤算でした。
人と関わる機会が多く、みんなで協力して仕事を進めることが好きな私には、SBSロジコムは本当にぴったりな職場です。ここで働き続けられているのは、コミュニケーションの充実感があるからこそと思います。
本当に優しい仲間と、安心して働き続けられる場所です
休日は、家族と協力しながら断捨離に励んでいます。子どもが小さい頃はなかなか物を捨てられずにいましたが、いざ捨ててみると本当に必要なものが見えてきました。お買い物が好きなので「1個買ったら1個捨てる」というルールを作り、楽しみながら頑張っています。
SBSロジコムで20年も働き続けられているのは、働きやすさのおかげです。どの業務でも責任の所在がはっきりしていること、これが私にはすごく大きな要素です。誰が何をしたのか、曖昧な部分が一切ない仕組みができています。何か問題が起こった際には、原因がすぐにわかる上、改善もしやすいです。このような環境だから、気持ちよく仕事に集中できます。
頑張った分をきちんと数字で評価してもらえることも、やりがいを感じるポイントです。自分の仕事の生産性は、数字で記録されています。適度な緊張感の中で仕事に取り組める環境が、自分にフィットしていると思います。
そして何より、一緒に働く仲間に本当に恵まれていると感じます。私よりも経験豊富な先輩方もたくさんいらっしゃり、色々教えてもらったり、相談に応じてもらったりしています。そんな温かい職場だから、安心して長く働けられました。これからもラッピングのスペシャリストとして、仲間と協力しながらもっともっと腕を磨いていきたいです。
ライター:高千穂香織
カメラマン:氏家岳寛
(インタビュー取材 2025年3月)
取材メモ:
丁寧で無駄のないラッピングの所作は、思わず見惚れてしまうほどの美しさ。
後輩へのラッピング指導は親切かつ的確で、柔和な笑顔とお声がけに包容力を感じました。
技術だけではなく、人柄も含めて指導者にふさわしい方だと思います。
現状に満足せずラッピングの腕を磨きたい!という向上心が素敵です。
