Interview

021

Linking Work & Life

物流管理スタッフ

  • 物流管理
  • 中途入社

支え合える日々が、ここにある

入社した年
2011年
休日の過ごし方
家族や友人との食事
仕事終わりの楽しみ
スイーツを食べること
インタビューに応じる男性物流管理スタッフ

入社のきっかけ

思いがけない転職で、倉庫が居場所になりました

かつて私は、IT業界でエンジニアをしていました。コードを書き、システムの仕様と向き合う毎日。その頃、物流の現場というのは、自分からは程遠い世界に思えていました。仕事の関係で、倉庫に足を運んだことはありましたが、当時の印象は「動きが多くて、すごく活気のある場所だな」ということです。

まさか自分が、そんな現場の一員になるなんて、思ってもいませんでした。転機が訪れたのは、前職で一緒に仕事をしていた方からのお誘いです。「SBSロジコムに移るんだけど、一緒にやらないか?」というひと声に背中を押され、2011年に入社しました。

最初はIT業務に関わっていましたが、いつの間にか、経理や労務など「現場を支える仕事」が、私の毎日になっていました。多様な業務を任せていただけるこの場所には、人のあたたかさがあり、そして確かなやりがいもあります。

同僚と笑顔でコミュニケーションをとる男性物流管理スタッフ

日々の仕事内容

現場を支える実感が、やりがいにつながっています

朝は9時に出勤し、まずはメールの確認から始めます。日によっては50通近く届いていることもあり、午前中はその対応に追われることも少なくありません。やり取りを通して、日々の業務が動いていることを感じますし、ひと通り対応を終えたあとは、少し肩の力が抜けるような、ほっとした気持ちになります。

午後は、帳票の確認や事務処理、必要に応じて配送業者さんとのやり取りなども行います。すべてがスムーズに運ぶとは限りませんが、任されたことに一つずつ応えていく。その積み重ねが、自分の中に静かなやりがいとして、残っていくように感じます。

経理や労務については、入社当初まったく経験がなく、最初は戸惑うことも多くありました。一から丁寧に教えてくださった先輩とのご縁は、今も続いています。困ったときに「ちょっと教えてもらえますか」と、気軽に連絡できるのが、本当にありがたいですね。「まずはやってみよう」「分からないことは聞こう」と思わせてくれるこの環境が、何より心強く感じています。

ホワイトボードを確認する男性物流管理スタッフ

心に残る出来事

信頼でつながる職場の力を、私は忘れません

忘れられない出来事があります。あるとき、複数の納品依頼が重なっており、うっかり納品の日付を勘違いしてしまいました。その結果、商品が予定よりも、早く倉庫に届いてしまったんです。

「予定より早いなら問題ないのでは」と思われるかもしれませんが、物流ではそう簡単にはいきません。保管スペースも限られていますし「預かっておきますね」と気軽に受けられる状況とは限らないのです。状況を把握したときには、正直、頭が真っ白になりました。

その時、支店長が冷静に周囲と連携を取り、現場のみなさんもすぐに動いてくれました。誰ひとり責めることなく「どう対応するか」を一緒に考えてくれたんです。このとき初めて、職場が「ただの仕事場」ではなく「信頼でつながる場所」だと実感しました。

最近は、自分が教える立場になることも増えました。人によって、理解のスピードも受け取り方も違うので、できるだけ相手に合わせて伝えるようにしています。私も多くの人に助けられてきました。だから今は、誰かの背中をそっと押せる存在になりたいと思っています。

私生活の過ごし方/SBSロジコムの魅力

おいしい時間に癒やされて、学びも仕事も楽しめます

入社してから取得した資格のひとつに、衛生管理者があります。社内の通信教育の制度を活用できたので、働きながらでも、無理なく取り組めたのがありがたかったです。フォークリフトの資格も、会社の制度で取得しています。

オフの時間は、家族や友人とごはんを食べに行くのが、楽しみのひとつです。スイーツが特に好きで、和菓子も洋菓子もよくいただきます。おいしいものを囲んで笑い合うひとときが、心のリセットになっていますね。

SBSロジコムには、ぜひ「人とのつながりを大事にできる方」に、来ていただけたらうれしいですね。相談しやすい雰囲気や、声をかけやすい空気があるだけで、現場の空気はずいぶん変わるものだと思います。

いざという時に頼れる人がいる、その「風通しの良さ」こそが、この会社の魅力かもしれません。これからも、このあたたかさを大切に、自分らしく歩んでいけたらと思っています。

ライター:高千穂香織
カメラマン:氏家岳寛

(インタビュー取材 2025年5月)

取材メモ:
“恵比寿顔”のお手本のような優しい表情を常に浮かべており、
柔らかい話し方に、人を自然とリラックスさせ、和やかな雰囲気を作り出していました。
現在は管理業務がメインですが、現場にて手慣れた様子でフォークリフトを操作したり、素早く梱包作業をこなすなど、
優しさと経験で周囲をバックアップしてくれる存在です。

笑顔で職場に立つ男性物流管理スタッフ