Linking Work & Life

庫内オペレーター

物流の現場で感じる、人とのつながり。先輩や仲間に支えられ、成長を実感しています。

入社した年
2021年
仕事終わりの楽しみ
体力の続く限りゲーム
仕事で一番好きな瞬間
時間内に仕事が終わった時
現場でチェックを行う男性庫内オペレーター

物流に興味を持ったきっかけは、コンビニのアルバイトでした

物流業界に興味を持ったきっかけは、高校時代のコンビニでのアルバイトです。決まった時間にトラックが来て、発注したものが正確に届くということは普通のことかもしれませんが、当時の僕には不思議なことでした。ドライバーの方に色々話を聞く中で、「物流の仕事って、なんだかすごいな」と感じたんです。

当時は将来の夢も特になく進路を悩んでいたのですが、学校で求人を調べていたところSBSロジコムを見つけました。僕の高校は物流業界に就職する人が多かったこともあり、実際に支店見学に行ってみることに。倉庫には自分が普段使っている商品がたくさんあって、「物流って、日常の暮らしを支える仕事なんだ」と実感したんです。働いている方々も優しくて、この会社ならきっとやりがいを持って仕事ができると強く思いました。

SBSは大きな会社なので、入社が決まった時は家族も「この会社なら安心だ」って喜んでくれました。「社会人としてやっていけるかな」という不安は漠然と持っていましたが、それでも街でSBSのトラックを見かけると、「もうすぐ自分もここで働くんだ」という期待に胸が躍ったのを覚えています。入社後は先輩方のサポートのおかげですぐに職場に馴染むことができ、入社前の不安はどっかに行ってしまいましたね。

朝礼を行っている男性庫内オペレーター

時間内に作業が終わった時は、大きな達成感があります

現在は夜勤の班長として働いています。19時の出勤後はまず日本人スタッフと朝礼を行い、出荷ラベルの準備や仕分け作業の段取りに入ります。21時からは外国籍のスタッフと二回目の朝礼を行い、これが終わると本格的な入出荷作業の開始です。

朝礼後は待機していたトラックがどんどん入ってくるので、かなり忙しい時間帯が続きます。0時に休憩を挟んで、朝の4時半ごろまでは引き続き入出荷作業です。その後は構内の巡回やデータの確認、日勤の方への引継ぎ準備に翌日のシフト調整といった締めの作業を済ませ、だいたい5時半か6時には退勤です。

毎晩がタイムレースのような仕事ですが、5時前に作業のほとんどが終わって最終確認だけが残っているという時は「今日も時間内にやり終えたぞ!」って、大きな達成感があるんです。特に次の日が休みの時などは、はやる気持ちを抑えながら帰宅して、大好きなゲームを始める時が今一番幸せな瞬間です。実は入社当初は日勤だったのですが、朝が弱いので少し辛かったんです。僕の場合、夜勤の方が自分のリズムに合っているので、今は毎日がとても楽しいですね。

インタビューに応じる笑顔の男性庫内オペレーター

「ありがとう」という言葉が、自信につながっています

班長として働いている今でも、まだまだ課題は山積みです。僕は自分から話しかけるのが少し苦手で、話している時に緊張してしまうことがあるんです。指示を出す時も「ちゃんと伝わるかな…」と、たまに不安を感じることがあります。

特に私の持ち場はほとんどのメンバーが外国籍の方で、年上の方も多いため、最初は本当に苦労しました。どう伝えればいいのか、なんて説明したらいいのかわからず、悩んだこともありました。でもそんな時は日本語が話せる外国籍社員の方が助けてくれたり、スマートフォンの翻訳機能を使ったりしながら、少しずつコミュニケーションが取れるようになっていきました。

こうして日々コミュニケーションを重ねていく中で、自分の成長を実感する場面が増えてきたと感じます。つい先日も、ラベルの照合で困っていたドライバーさんを手伝ってあげたところ、「助かったよ。ありがとう!」と声をかけられました。面と向かって感謝されるのは少し照れくさいですが「自分の行動で助けてあげられたんだ」と、少しずつ自信につながっているような気がします。

困ったときは気兼ねなく相談できる、心強い先輩方

SBSロジコムの魅力の一つは、資格取得のサポートが手厚いことです。フォークリフトや危険物取扱者など、一生ものの資格を会社の補助を活用しながら取得できます。僕自身も今、危険物取扱者の資格取得に向けて勉強中で、働きながらスキルアップできる環境があるのは本当にありがたいですね。

もう一つの魅力は頼れる先輩方の存在です。僕はイレギュラーな状況が起こると焦ってしまいがちなのですが、先輩はいつも「まずは落ち着こう」「こうすればうまくいくんじゃないか?」と冷静にアドバイスしてくださいます。その対応に何度も助けられましたし、自分も将来はそんな先輩のようになりたいと思います。困ったときに気兼ねなく相談できる人がいるというのは、本当に心強いです。

また、長く働き続けられる環境が整っているのも魅力です。結婚祝い金の支給や保養所など、社員に寄り添った福利厚生には、大手企業ならではの安心感があります。そして何より、SBSロジコムはチームワークを大切にしながら、みんなで支え合って仕事を進める会社です。人との関わりを大切にしたい方や、物流の仕事に興味がある方には自信を持っておすすめしたいです。

ライター:清水海斗
カメラマン:氏家岳寛

(インタビュー取材 2025年2月)

取材メモ:
言語の壁に苦労していると聞いていましたが、現場スタッフとしっかりコミュニケーションを取っており、その努力がとても伝わりました。
休憩中は柔らかな笑顔で談笑したり、先輩方にも愛されている様子でしたが、仕事中は取材カメラの存在を忘れるほど真剣に取り組んでおり、そこが魅力なんだと思いました。

庫内オペレーターとして働く男性スタッフ